執筆者:酒井勇貴(合同会社クレイジーコンサルティング 代表社員)
こんにちは。合同会社クレイジーコンサルティングの酒井勇貴です。
1月30日(水)から毎週水曜日、全6回の連続セミナー”きた若手経営者ゼミナール”がスタートします。
この”きた若手経営者ゼミナール”は年に2回開催しており、私は4年くらい前から、このシリーズの企画担当&講師を担当しています。
今回、久しぶりにカリキュラムをフルリニューアルしたので、今からセミナーのスタートが楽しみで仕方ありません。
https://event.tokyo-cci.or.jp/event_detail-89267.html
”きた若手経営者ゼミナール”のコンセプトは”即実践”して”即結果”を出すこと
多くの経営者向けセミナーが”知識を提供すること”を前提にカリキュラムを設計しています。
これに対し、”きた若手経営者ゼミナール”は”明日から実践するためのノウハウ”を提供することを主眼としています。
セミナーの案内チラシには私からのメッセージとして、
〜過去最高の業績を手にするために、
今日から何をどの順番で進めれば良いのか?〜
もし、この“問い”に答えられないのであれば、ぜひ「きた若手経営者ゼミナール」にご参加下さい。本ゼミナールは“知識を得る”がゴールではありません。学んだその日から“実践する”を是としています。自社の“サクセスストーリー”を、この講座で手にして下さい。成功に向けて日々頑張っている皆さんのご参加をお待ちしております。
と書かれていますが、私はこのセミナーに参加したすべての方に、自社の“サクセスストーリー”を手にして欲しいと本当に願っているのです。
ただ、そうはいっても、”健全な実行”は”健全なマインド”から生まれるので、初回だけは業績向上のためのマインドセット学ぶ内容を必ず持ってくるようにしています。
毎回、初回はカリキュラム企画者である私が担当していまして、今回は、
業績向上の”ベストシナリオ”を描く”事業家思考”はどうすれば手に入るのか?
というタイトルで、朧げながらでも”事業構想”を描くことの重要性をお話しする予定です。
生々しい実践的な”営業技法”を必ず織り込む
この”きた若手経営者ゼミナール”のカリキュラムのこだわりのひとつに
”必ず営業(セールス)に関するテーマを組み込む”
というのがあります。
過去には、全5回のカリキュラムで、そのすべてが”営業技法”に関するテーマだったこともありました(笑)。
それくらい、私は営業(セールス)の具体的技法や重要性を伝えることを大切にしているのです。
よく、
「SNS活用で売上アップ!」
”今すぐ確実に売上を作り込む”
ということに対して具体的なアンサーを出しているセミナーを、私は一度も見たことがありません。
”売上アップ!”
と言っているのにですよ?
でも、これは当たり前と言えば当たり前のことです。
なぜなら、Webマーケティングを含むマーケティング活動のゴールは
”売れる仕組みをつくること”
であって、
”売ること”
ではないからです。
確かに、経営の神様であるドラッカーは
「究極のマーケティングはセリングを不要にするもの」
と言っていますから、マーケティングがしっかり機能すれば営業行為などいらなくなるのかもしれません。
でも、私は断言します。
スモールビジネスにおいて、力強い業績向上を手にしている会社は、例外なく
”営業(セールス)”
に強みをもっています。
この事実から目を逸らして、小手先のマーケティングテクニックを学んでも、スモールビジネスの業績向上は難しいのです。
”生々しいスモールビジネスのための営業技法”が聞ける公的機関のセミナーは意外と少ないので、参加者の皆様からはとても喜んでもらえているのですよ。
財務分析よりも”資金繰り”にフォーカスする
”きた若手経営者ゼミナール”のような経営者向けの連続セミナーは、様々な公的機関・金融機関で行われています。
そのカリキュラムには、必ず”財務会計”のテーマが組み込まれていますが、その内容はどこも似たり寄ったりです。
財務3表の関係や読み方を学び、簡単な財務分析手法を知り、実際に計算して理解を深める。
というのが、よくあるパターンでしょうか?
中には”資金繰り”を学ぶものもありますが、その多くは”金融機関”に提出する事業計画書を前提としているため、月次の資金繰り表の作り方をざっと学ぶだけです。
この内容を見るたびにいつも思うのですが、これはスモールビジネスの経営者にとって本当に必要な知識なのでしょうか?
特に個人的に疑問に思うのが、
”月次の資金繰り表”
です。
金融機関に提出する書類として、直近の1年分、場合によっては3年分の”月次の資金繰り表”の作成を求められることはよくあります。
でも、スモールビジネスの経営の短期的な”資金繰り管理”の実務において、本当に必要な資金繰り表は
”日次の資金繰り表(日繰り表)”
です。
なぜなら、月次の資金繰り表だけでは、
「今月の売上の入金はすべて月末なのに、外注先への大きな支払いが25日にあり、もしかしたら一時的に資金がショートするかもしれない!」
という事態を予測(把握)することができないからです。
つまり、スモールビジネスの資金繰り管理(改善)には
”日次の資金繰り表(日繰り表)”
が必須なのです。
しかし、どういう訳か、多くのセミナーでは”月次の資金繰り表”の話はしたとしても”日次の資金繰り表(日繰り表)”の話は省略されがち。
今回の”きた若手経営者ゼミナール”では、財務諸表の基礎を学ぶのはもちろんのこと、このような”資金繰り管理”の実務に役立つ内容をしっかり織り込んでいます。
純然たる”資金調達”としての補助金活用
どういう訳か、
”補助金=悪”
という見方をする人が一定数存在します。
確かに、何でもかんでも補助金を使って大して必要でもない設備を購入したり、「せっかくもらえるんだから使わないと損だ!」という損得勘定だけで補助金に飛びつくのは言語道断です。
でも、力強い成長を成し遂げるための事業構想の実現に向けて”補助金”を活用するというのは、何も悪いことではなく極めて健全な”資金調達”です。
そう、補助金活用というのは、
- 金融機関から融資をしてもらう
- 株主から出資をしてもらう
- クラウドファンディングで資金を集める
- 補助金を活用する
というように、いくつかある資金調達手法の”ひとつ”でしかないのです。
もちろん、補助金を使うというのは
”国や都道府県・市区町村から資金を調達する”
ということであり、その原資は”税金”ですから、その使途は十分に妥当性を検証したものでなければなりません。
そこで必要になるのが
”事業計画書(申請書)”
なのです。
今回の”きた若手経営者ゼミナール”では、新たに最終回に「〜補助金・融資制度を使いこなせ!〜」というテーマを追加。
学んだ内容を活かして資金調達に繋げる技法まで学べるという大変充実したカリキュラムとなっているのです(自画自賛w)。
まとめ
今回の”きた若手経営者ゼミナール”は、マインドセットから業績向上に向けた具体的なスキルセットまでが学べる内容となっています。
今回はもう募集を締め切っていますが、もし興味がありましたら来年度の”きた若手経営者ゼミナール”の受講をご検討ください。
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