執筆者：酒井勇貴（合同会社クレイジーコンサルティング 代表社員）
こんにちは。合同会社クレイジーコンサルティングの酒井勇貴です。
やっぱり独立・起業の支援というのは実にやりがいのある仕事です。
ご支援させて頂いた方が、実際に独立・起業して、事業を軌道に乗せていく姿は、自分のことのように嬉しいものです。
私は可能な限りご支援させて頂いた方の商品・サービスは購入・利用するので、年々出費が増えて大変ですが（笑）、これも私のライフワークのひとつとなっています。
独立・起業セミナーに参加するだけで「既に上位の20%」に入っている！？
独立・起業を考えているビジネスパーソン・主婦の方は、いったいどれくらいいるのでしょうか？
以前、ある50人規模のIT企業の中堅エンジニア10人に
「独立（フリーランス）を考えたことある？」
と聞いたことがあります。
お酒を飲みながらの場だったので、信憑性は低いでしょうが、なんと
8人
ものエンジニアが独立を考えたことがあると言っていたのです。そして、そのうち2人はフリーランスの集まりやセミナーなどに参加したことがあるというのです。
ITのエンジニアというフリーランスが比較的多い職種とはいえ、これにはとてもびっくりしました。
しかし、その彼らですら、独立のリスク等々を冷静に考えて、
「やっぱり独立は無いな・・・」
と考えているようです。
そう、独立・起業に興味・関心があっても、実際に行動に移す人はほとんどいません。
独立・起業関係のセミナーの時によく言うのですが、実は
「セミナーに来る」
など、何らかの”行動”を起こす人は、興味・関心をもっている人の20%程度しかいません。つまり、”行動”を起こすだけで、もう上位の20%に入れるのです。
独立・起業して”圧倒的な行動”をするだけで、あなたは”上位1%”に入れる！
参考として挙げておくと、これは私の肌感覚ですが、独立・起業関係のセミナーに来た人で、さらに”独立・起業”という行動に出るのは、やはりセミナー参加者の20%程度です。
つまり、独立・起業に関心がある人が100人いたら、
- セミナー等に参加する人：20人
- 本当に独立・起業する人：4人
という感じです。
そして、独立・起業した4人の中で、周囲も羨むようなスタートダッシュを成功させる人が
1人
という感じなります。
では、この「1人」、すなわち「全体の1%」の人は、誰もが羨むような能力を持つ人なのでしょうか？
私が見てきた限りでは「NO！」と断言できます。
全体の1%の人と、他の99%の人との違いは、
「行動力」
だけなのです。
独立・起業後に”待つ”という選択をするだけで”1%”が遠のく
どんなに学歴があろうと、資格があろうと、経験があろうと、ほとんどの人は「行動しない」わけですから、常に行動を意識して実行するだけでライバルに勝てます。
こういう話をすると、
「行動が大事なのはわかっているけど、今はタイミングを見計らっているところなんです！」
と言う方がいます。
「タイミング」
というのは確かに極めて重要です。
しかし、
「待つ」
というのは、言い換えれば、
「独立・起業（経営）の運命を誰かに委ねている行為」
に他なりません（汗）。
それは「自分で決めて自分でやる」という経営者・事業主の生き方ではないのです。
私が見ている限り、「全体の1%」になっていく人は、その「タイミング」すら自らが行動することをで作り出しています。組織を離れて生きて行く我々には「ただ待っている時間」など無いのです。
営業のできる人も”待っている”が圧倒的に少ない
独立・起業をすれば、どんな業種・業態であろうと”営業行為”から逃れることはできません。そして、この営業行為すら”自ら行動する”だけで「全体の1%」が手に入ります。
たとえば、小さな飲食店を開業したとします。
一生懸命にホームページを作り、 ブログを毎日更新し、Facebookを逐一チェックし、飲食系のポータルの星の数を常に気にしている・・・。
ということ”だけ”に一生懸命の場合、「全体の1%」に相応しい圧倒的なスタートダッシュは難しいでしょう。
なぜなら、すべて”待っている”が基本の活動だからです。
「全体の1%」に入るオーナーさんは、上記をやるのは当然として、オープン前から、
- 近隣法人に営業訪問・クーポン提供
- お店の前でビラ配り
- 近隣住宅街でポスティング
などなど「自分で確実にできる行動」をやり尽くしているのです。
これで「全体の1%」が手に入るのです。
どれも、難しい理論やテクニックが必要なのではなく、ただ自分が行動すればできることですよね。
「行動するだけで上位1%が手に入る」
そう自分に言い聞かせて独立・起業の準備ができると最高ですね。
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