みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
新規事業の立ち上げと既存事業の両立ができない組織の特徴とは?
です。
- ”時間がある時に新規事業・新サービスやる”は最初から失敗に片足を突っ込んでいるのと同義。
- 結局のところ、既存事業のマネジメントができなければ、新規事業・新サービスの時間を創り出すことなど不可能。
- まとめ
”時間がある時に新規事業・新サービスやる”は最初から失敗に片足を突っ込んでいるのと同義。
新規事業や新サービスの立ち上げに尽く失敗している組織のタイムマネジメントには、ある特徴的なスタイルがある。
それは、
『時間があるときにやる』
というスタイルが蔓延っているということだ。
このようなスタイルをとっている組織で、新規事業や新サービスの立ち上げに成功しているのを見たことがない。
聞き間違いではない。
見たことがないのだ。
”時間がない状態”は組織の中ではいくらでも捏造できる。だから、新規事業の立ち上げと既存事業の両立ができない。
なぜなら、時間が無い状態を作るのは、組織の中ではいくらでもできるからだ。
従って、このような組織では、
『時間がなかった』
と言う理由で、いつも新規事業・新サービスの立ち上げが頓挫する。
では、新規事業・新サービスの立ち上げに成功している組織ではどのように時間を管理してるのか?
まず、新規事業・新サービスの立ち上げに専念する時間を確保する。そして、残った時間で既存事業をやる。これが守られなければ両立は不可能である。
それは、新規事業・新サービスに取り組む時間をあらかじめ決めて、残った時間で既存事業に取り組んでいるのだ。
そして、この時間配分を個人の裁量で勝手に変える事は決して許されない。
新規事業・新サービスでやることがなかったとしても、その時間は新規事業・新サービスの創出に取り組むのだ。
新規事業・新サービスが立ち上がらないのは、そもそも活動の優先順位が低いからである。
ここで、
『やることがないから』
と言う理由で、既存事業に時間を割くようになると、新規事業・新サービスはいつまでも進まない。
なぜなら、そこに逃げ道が存在しているからだ。
こういうことをしているうちに、新規事業・新サービスに割いていた時間はいつの間にか無くなり、結局やりやすい既存事業に時間を割くようになるのだ。
つまり、新規事業・新サービスの成功の鍵は、タイムマネジメントとタスクの優先順位付けにあるのだ。
結局のところ、既存事業のマネジメントができなければ、新規事業・新サービスの時間を創り出すことなど不可能。
そして何より、既存事業の生産性向上が達成できなければ、新規事業・新サービスの時間を創出することなどできない。
結局のところ、既存事業すらままならない組織に、新規事業・新サービスの創出などできないのだ。
今からでも遅くは無い。
既存事業をしっかりとマネジメントできる人材を育成していこう。
これこそが、実は見逃しがちな新規事業・新サービス創出の成功要因のひとつなのだから。
まとめ
新規事業・新サービスの成功要因は様々だが、不思議と失敗の原因は共通しているもの。
その際たるものが、
『時間があるときにやる』
というスタイルで新規事業や新サービスに取り組んでいることにあるのです。
もちろん、理想は新規事業・新サービス立ち上げの専任担当を置くこと。
最低でも1人は専任がいると心強いですね。
参考になれば幸いです。
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