みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
”新規事業ごっこ”を繰り返して立ち上げに失敗し続ける組織
です。
スモールビジネスの新規事業は”取り組んでいるだけ”で”立ち上げ”には程遠い
新規事業をしたいのではなくて、
『新規事業に取り組んでいる』
を言いたいだけの組織が存在する。
こんな生産性の低いことをやり続ける組織が存在するなんて信じられないかもしれないが、事実、多くのスモールビジネスの新規事業の取り組みは、
『新規事業に取り組んでいる』
を何年も
"言っているだけ"
で終わっているではないか?
そして、このようなことの繰り返しになる理由はわかっている。
新規事業失敗の”無限ループ”とは?
それは、
- 社長が新規事業強化を宣言する
- 他の経営陣は最初から逃げ腰
- 結局、若手にやらせる
- 良案があっても経営陣が潰す
- 仮に進んでも片手間でやって頓挫する
- 以下、無限ループ、、、。
こういう組織には、やりかけの新規事業テーマがいくつもあり、どれひとつとして本気になって取り組んでいない。
浅い知識でビジネスモデルキャンバスを穴埋めし、片手間でプロトタイプを作っても、学生の卒業制作に毛が生えたレベルで、ユーザーヒアリングも競合調査もまったく手付かずだったりするもの。
こんなレベルで新規事業に取り組むのなら、最初からやらない方がいい。
新規事業における”社外活動”の重み
新規事業は、社内よりも社外でやることの方が重い。
しかし、多くの新規事業の取り組みは、社内で盛り上がり、社内で揉めて、社内で消え、社内で誰かに責任転嫁、を繰り返す内輪の新規事業ごっこなのだ。
新規事業が実らないのは、良いアイデアが無いからではない。
良い人材がいないからでもない。
新規事業を創り出す
"プロセス"
を経営陣が理解していないからだ。
正しいプロセスと経営陣のコミットメントがあって、それでも成功率10%以下の世界なのだ。
それが嫌なら、新規事業ごっこは生産性低下にしかならないから、いますぐ手を引いた方が得策なのだ。
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