みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
マネジメントが機能していない組織に共通して見られる悪しき現象とは?
です。
- マネジメントの問題は従業員数30人以上で顕在化してくる
- マネジメントが欠落している組織の本質的な問題は"凡事徹底"ができている人材が”一人もいない”ということ。
- このマネジメントの問題を解決する唯一の方法は”経営・管理側”が”凡事徹底”を率先垂範することしかない。
マネジメントの問題は従業員数30人以上で顕在化してくる
スモールビジネスのマネジメントが機能しているか否かの変曲点は、従業員数が30人を超え始めたところにある。
マネジメントが機能していない組織の場合、これ以上の人数になると入社と退職の人数が拮抗し始め、優秀な人材が去り、やる気をなくした不満分子が結局居残るようになる。
そのような状態の組織では、経営・管理側も従業員側もお互いのことを、
『同じ視点・同じレベル』
で罵り合うような姿がよく見られる。
特徴的なのは、
『同じ視点・同じレベル』
ということである。
マネジメントが死んでいる組織は、この程度のことで罵り合っている。
例えば、
- 報告がない。コミュニケーションが悪い。
- 約束が守られない。言ったことをやらない。
- 挨拶がない。返事がない。
など。
この程度のレベルのことを、経営・管理側は従業員に対して不満として述べ、従業員側は経営・管理側に対して同じようなことを言っているのだ。
マネジメントが欠落している組織の本質的な問題は"凡事徹底"ができている人材が”一人もいない”ということ。
そして、さらに重要なことは、結局のところ、
- 報告がない。コミュニケーションが悪い。
- 約束が守られない。言ったことをやらない。
- 挨拶がない。返事がない。
について、
『私はちゃんとやっています!』
と胸を張って言える人間が、社内には誰もいないということ。
お互いが不満を言っているが、誰1人として、このことを強く指摘し、改善を求められる人間がいないのだ。
だから、この程度のことでも、結局はずっと放置されて、不満だけが募り続ける。
マネジメントの欠落は、言うなれば、
"凡事徹底"
ができる人材の"不在"とイコールだ。
このマネジメントの問題を解決する唯一の方法は”経営・管理側”が”凡事徹底”を率先垂範することしかない。
仮にそうだとすれば、経営者がすべきことはひとつしかない。
それは、経営・管理側が、
"凡事徹底"
を率先垂範するということ。
経営・管理側ができないことを、従業員側に徹底させるというのは、普通に考えて無理難題なのだから。
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