みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
あれもこれも手をつけて何一つ成果が残せない経営者の悪しきマネジメントとは?
です。
- ”あれもこれも手をつける”というのは、従業員にとって最も酷で、経営者にとって最も安直でラクで雑なマネジメントである。
- "あれもこれも"という経営スタイルに耐えられなくなるのは、多くの場合、言い出しっぺの経営陣・幹部である。
- ”成果を作り込む”という攻めのマネジメントに必要な"6つの要素"とは?
”あれもこれも手をつける”というのは、従業員にとって最も酷で、経営者にとって最も安直でラクで雑なマネジメントである。
自社の従業員に"あれもこれも"やらせたがるスモールビジネスの経営陣・幹部は非常に多い。
しかし、実際のところ、
"あれもこれも"
を言ったところで、どれも中途半端で終わり、今まで通りの仕事が今まで通り進むだけで終わっているのではないか?
いや、
"あれもこれも"
という”いい加減なこと”をやってしまった結果、今までの仕事も中途半端になって売上アップどころか下がる一方になっていたりしないだろうか?
"あれもこれも"という経営スタイルに耐えられなくなるのは、多くの場合、言い出しっぺの経営陣・幹部である。
"あれもこれも"
は、言う方は楽でいい。
しかし、多くの場合、
"あれもこれも"
に耐えられなくなるのは、言い出しっぺの経営陣・幹部なんだよね。
"あれもこれも"をやった結果、リソースが分散して売上が厳しくなって、
『なんでもいいから売上をつくれ!』
ってなるんだから。
『なんでもいいから売上をつくれ!』
でいいなら、みんな今まで通りの慣れたやり方で売上を作ろうとするに決まっている。
従って、この手のラクで雑なマネジメントをしてきた組織では、中長期の視点で行うべき新しい取り組み(新規事業や新商品・サービス開発)が実ることはまずない。
なぜなら、この繰り返しで、従業員は
「どうせやったことがどこかで無駄になる」
と学習して”中長期の取り組み”に専念しようとしなくなるからだ。
”成果を作り込む”という攻めのマネジメントに必要な"6つの要素"とは?
"あれもこれも"
なんて、そもそも勝つための作戦じゃないんだよ。
業績向上に向けたマネジメントには、
- 明確な役割分担
- 明瞭な優先順位
- シンプルなゴール目標
- 具体的な行動目標
- 日次・週次・月次のプロセス管理
- タイムリーな教育とフィードバック
という6つの要素がある。
そして、
”決めて・やり切る”
という逃げ場のないマネジメントと経営陣・幹部が向き合わなければダメだ。
"あれもこれも"
なんて掲げていたら、こういうマネジメントができるわけがないんだよね。
自社のマネジメントにこの"6つの要素"があるか否かを、経営者ならこの年末に総点検しておきたいですね。
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