みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
新型コロナとリストラ|人員削減をしても売上は下がらない!
です。
- 新型コロナの影響で苦しむ経営者へ!人員削減(リストラ)を恐れてはいけない。
- 従業員の多くは、仕事を抱え込み、ブラックボックス化し、仕事を人質にとって自分の存在価値を示そうとするもの。
- 彼/彼女が辞めても”彼/彼女にしかできない!”と思っていた仕事の穴は、大抵は3ヶ月もあれば穴埋めできる。
新型コロナの影響で苦しむ経営者へ!人員削減(リストラ)を恐れてはいけない。
私は、もちろん安易な人員削減(リストラ)には反対であるが、
「彼/彼女を辞めさせたら売上が下がる!今の仕事は彼/彼女にしかできない!」
というように、人と仕事を紐付けて、あたかもその人にしかない特殊能力によってその仕事が成り立っているかのように経営者が考えていることがある。
特に俗人的なキャラクター人事をやってきた会社の営業職では、そのような議論がよく見られる。
”彼/彼女にしかできない仕事”など、まずあり得ない!
でも、このようなケースであっても、
「彼/彼女を辞めさせたら売上が下がる!今の仕事は彼/彼女にしかできない!」
ということは、ほぼ100%ない。
断言してもいい。
もっと言うと、一部の労働集約型ビジネス、例えば”1人稼働で月XX万円”という類の仕事でない限り、従業員数が半分になっても売上は維持できることが殆どだ。
いや、1/3になってもなんとかなる。
従業員の多くは、仕事を抱え込み、ブラックボックス化し、仕事を人質にとって自分の存在価値を示そうとするもの。
会社(経営)のことよりも自分のことを最優先に考える多くの凡人は、自分の存在感を保つために、普通の仕事であっても、自分にしかできない仕事、いや
”自分にしか理解できない仕事”
に変えようとするもの。
そして、抱え込み、ブラックボックス化し、仕事を人質にとって自分の存在価値を何としてでも維持しようとするもの。
そのせいで、組織の生産性は下がり、新人・若手は育たず、無駄ばかりの低生産性組織が出来上がるのだ。
人員削減(リストラ)など、誰だってやりたくはない。
でも、それをせずに船を沈めること選ぶ経営者は、美談が好きなだけであり、誰も幸せにはしていない。
「彼/彼女を辞めさせたら売上が下がる!今の仕事は彼/彼女にしかできない!」
という考えがもし少しでも頭に浮かんだのなら、今こそ、その
”彼/彼女”
を辞めさせる絶好のタイミングなのかもしれない。
彼/彼女が辞めても”彼/彼女にしかできない!”と思っていた仕事の穴は、大抵は3ヶ月もあれば穴埋めできる。
辞めてもらった方が、組織の淀みが無くなり、一瞬は痛みを伴うだろうが、3ヶ月もあれば”彼/彼女”の抜けた穴などすぐに埋まり、今までよりも寧ろ良い成果が手に入るだろう。
「彼/彼女を辞めさせたら売上が下がる!今の仕事は彼/彼女にしかできない!」
は、絶対にありえない。
本当にそんなスーパー人材がいたら、とうの昔にヘッドハンティングでもされるか、自分で起業しているはず。
従業員の、
”自分意外にこの仕事ができる人はいないですよ!?”
という経営者に対する浅はかな脅迫行為に、経営者は絶対に屈してはならないですよね。
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