みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
組織はトラブルシューティングのできる”トラブル解決屋”よりも”円滑推進屋”を評価せよ!
です。
- トラブルシューティングのできる人材の”評価方法”を間違えると組織は弱くなる。
- ”トラブル解決屋”を高く評価していると"同じトラブルが何度も繰り返される"ということになりがち。。。
- 組織が高く評価すべきは"円滑推進屋"である!
トラブルシューティングのできる人材の”評価方法”を間違えると組織は弱くなる。
メーカーやIT系において、プロジェクトが円滑に進むことなどまずあり得ず、日々大小様々なトラブルがあちこちで起こる。
そんなプロジェクトの最前線にトラブル解決力のある幹部がいると、経営者は心強いものだ。
だがしかし、だからと言って、そういう幹部のことを、
『やっぱり彼は頼りになる!彼がいないとプロジェクトは回らないなあ!』
などと言って、褒めちぎることには賛成できない。
なぜなら、本来すべき幹部の役割は、トラブルを未然に防ぎ、円滑なプロジェクト運営を成し遂げることだからだ。
このような、
"トラブル解決屋"
を高く評価している組織には、ある特徴的な悪しき状態が続いているものだ。
”トラブル解決屋”を高く評価していると"同じトラブルが何度も繰り返される"ということになりがち。。。
それは、
"同じトラブルが何度も繰り返される"
ということ(汗)。
なぜか?
それは、トラブルが減ってしまったら、トラブル解決屋は自らの存在価値を発揮できなくなるからだ。
だから、トラブルを未然に防ぐ工夫よりも、傍観者的な態度を取り、トラブルが発生すると頑張り出す。
そして、解決されれば自らの手柄、なかなか解決できなければ人のせいにもできる、なんとも都合の良いポジションに自分の身を置くようになるのだ。
トラブル解決屋を高く評価するのは間違っている。
組織が高く評価すべきは"円滑推進屋"である!
高く評価すべきは、トラブルの兆候を早く掴み、トラブルが顕在化する前に解決策が打てる"円滑推進屋"だ。
しかし、彼らの仕事は、目立ち難く過小評価されがちだ。
なぜなら、トラブルにならないからだ(汗)。
自社のプロジェクトのトラブルが減らないのは、トラブル解決屋を賞賛してるからかもしれない。
一度、評価の仕方を見直してみてもいいですよね。
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