クレイジーコンサルティングのWeb Journal|酒井勇貴

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【共感?】部下とのコミュニケーションが上手い上司の特徴とは?

執筆者:酒井勇貴(合同会社クレイジーコンサルティング 代表社員

 

 こんにちは。合同会社クレイジーコンサルティングの酒井勇貴です。

 

 今日は、部下とのコミュニケーションの在り方について書こうと思います。

 いきなり質問ですが、皆さんは部下とコミュニケーションを取る上で困ってることは何も一つありませんか?

コミュニケーション 共感 部下 上司 上手い 特徴

 例えば、最初はフレンドリーに接することができていたのに、自分も管理職になり、

 ”部下と上司”

 の関係になったら、急にギクシャクしはじめた。

 そんな経験はありませんか??

 

 

部下とのコミュニケーションが上手くいかない原因は、すぐに”解決策”を示そうとしていることにある!

 例えばこんな例があったとしましょう。

 もし部下が、ある企画書の魅せ方について”A案”と”B案”で悩んでいたとしましょう。

 そして、悩みに悩んだ上で、あなたのところに相談に来ました。

 この場合、上司である貴方だったら、どのようにして会話を展開してきますか?

 最初に、よくある悪い展開例を今からご紹介します。

 「それは A の方がいいよ」

 ってすぐに答えてしまう場合です。

 なぜこのような答え方がまずいでしょうか?

 実は私たちは、すぐにアドバイスをしたがるっていう悪い癖を持っています。

 ついつい”専門家”のように振る舞いたくなってしまう。

  • 自分は上司だから、答えを持っていなければいけない。
  • 管理職なんだから、的確な指示をしなければいけない。
  • ビジネスなのだから、ちゃんと解決策を示さなければいけない。

 このような考え方に侵されていませんか?

 そう、私たちは常にいちいちすぐに

 ”解決策を出さなければいけない”

 って考えてしまっている悪い癖があるんですよ。。。

これがコミュニケーションの鉄則!”共感が先・解決が後”である!

 確かにビジネスなのですから、私たちは1秒でも早く成果を出さなければいけません。

 解決策を考えて実行しなければいけない。

 でも、このように迷っている時、本当に私たちはすぐに解決策が欲しいのでしょうか?

 ここで一つ”逆の立場”になって考えてみましょう。

 皆さんが、そうですね、、、お洋服屋さんで洋服選びに迷っていたとします。

 わかりやすく、そうですね、、、同じ形状のジャケットの色違いでどちらにしようか迷っていたとします。

 ”ブラウン”と”ブラック”のジャケットで迷っていたとしましょう。

 この時、もし店員さんが近寄ってきてこう話しかけてきたら、皆さんはどう思いますか?

  • お客様はブラックの方がお似合いだと思いますよ?
  • 今年はブラウンが流行っているんですよ?

 確かに、店員さんからからこのようなアドバイスをもらえば、少しはどちらを選ぶかのヒントにはなるかもしれません。

 でも迷ってる側の心理からすれば、これは決して良い接客ではありません。

コミュニケーションが上手い人はここが違う!まずは、相手の”迷っている気持ち”に寄り添うことを大切にしよう!

 なぜ、先ほどの接客は良くないのでしょうか?

 なぜなら、

 ”お客様の迷っている気持ち”

 に寄り添ってないからです。

 お客様の迷っている気持ちを受け入れてないからです。

 それでは、もし、店員さんがこのように話しかけてきたらどうでしょうか?

 ”どちらも素敵なので確かに迷いますよね?”

 このように、店員さんが

 ”あなたが迷ってること自体”

 に共感を示してくれたら、あなたはどう思うでしょうか?

 「迷ってもいいんだ。迷っている自分を受け入れてくれたんだ。迷うのが普通なんだ!」

 って思わないですか?

 そう、実は部下は、

 ”迷っていることすら受け入れてもらいたい”

 って気持ちを持っています。

 すごく迷っていて、上司に相談に行った時。。。

 そこで、上司がすぐに解決策を示してしまったら、部下は、

 ”迷っていた自分ってダメな人間なのかもしれない”

 って思ってしまいます。

 この積み重ねで、実は部下はどんどん自信を無くしていくのです。

 すぐに解決策を示すのではなく、部下が迷ってることにすら共感してあげる。

 こういうコミュニケーションが取れるようになると、部下はどんどんあなたに心を開いてくれます。

部下に限らず、人は誰もが”安全”を感じられる環境下で力を発揮できる。

 なぜ”共感”が大事かというと、共感をするというのは相手に安心感を与える行為そのものだからです。 

 そう、常に

 ”解決”の前に”共感”

 なのです。

 それは先ほどの例に戻ってみましょう。

 あなたの部下はA案とB案のどちらを選べばいいか迷っているわけです。

 ここで、

  • いちいちアドバイスをしてしまう
  • すぐに解決策を示してしまう

 これでは部下に安心感を与えられることはできません。

 即ち、部下はあなたに心を開いてくれないのです。

 だからと言って、何も解決策を示さずに放置しておくのは問題です。

 悩んで困っている部下を放置しても問題は何も解決しないからです。

 そうです。

 ここで先ほどのセオリーを思い出しましょう。

 そのセオリーは、

 ”解決”の前に”共感”

 です。

 もし、このような場面に出くわしたら、部下にたった”ひとこと”、次のような言葉を述べてあげてください。

 ”確かに迷うよね”

 です。

 たったこの”ひとこと”を先に言うだけで、部下はあなたに対して安心感を覚えるようになります。

 上司は迷っている私を受け入れてくれたんだ。

 と感じるわけです。

”共感”がチームに”心理的安全性”をもたらす。

 この”共感してほしい”という欲求は、マズロー欲求段階説で言えば

 ”所属と愛の欲求”

 です。

 人間は、愛されてるところで、共感してもらえる安全な場所で、初めて本来の力が発揮できるんです。

 これを

 ”心理的安全性”

 と言います

 近年では、あの Google などが組織運営において重要視している要素です。

 心理的安全性があるというのは、端的に言えば、

 ”自分はみんなに受け入れてもらえてる”

 と思えている状態のことを言います。

 人間は、このような環境の中で初めて本来の力が発揮できるんです。

 部下があなたに何か悩みがあって困る事があって相談をしてきた時、すぐにアドバイスをしてしまうのではなくて、たった”ひとこと”

 ”確かに迷うよね”

 と、迷っている部下の気持ちに寄り添ってみてください。

 たったこれだけで、部下は勇気づけられて、そして安心感が得られて。上司であるあなたにもっと心を開いてくれるはずですよ。

まとめ

 今日は部下との向き合い方について書いてみました。

 すぐにアドバイスをする。解決策を示そうとする。

 上司という立場になると、こういう気持ちになりがちです。

 でも、

 ”解決”の前に”共感”

 なのです。

 今日からすぐできる簡単なことです。

 ぜひ、明日から部下とのコミュニケーションの中で使ってみてくださいね。