みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
人材育成における研修活用と不満の増大
です。
人材育成は”組織の上位層”から行うべき
私は常々、人材育成は”組織の上位層”から行うべきだと支援先には言ってきた。
会社側としては、歳を重ねて頭が固くなり、給料は高い癖に文句ばかり言ってくる組織の上位層に
”変わってもらうための教育”
をするよりも、こんな生産性の低い人材を今後作り出さないための教育(新人教育・若手育成)に時間とお金をかけたいと思うはずだ。
しかし、これは多くの場合、ものの見事に失敗する。。。
そして、新人教育・若手育成にだけフォーカスして、外部研修などの人材育成策を実施するようになると、むしろ会社の雰囲気が悪くなったりすることもしばしばだ。
それはなぜかというと、新人教育・若手育成が勉強することで、自社のマネジメントの問題や上司の無能さに気付いてしまうからだ。
小冊子「人材育成を成功させるための研修活用術」
※小冊子「人材育成を成功させるための研修活用術」もぜひご覧くださいね!(弊社にて執筆いたしました)
その結果、
「マジでウチの会社はヤバいのではないか?」
と不安を感じるようになり、速攻で転職サイトに登録を始めるのだ。
組織は”上”から変えなければ変わらない
組織の上位層への教育(再教育)を経ずして、新人教育・若手育成にだけ注力すると、結局のところ、
「組織の問題を新人・若手に転嫁しているだけじゃん!」
となって、実はお金と時間をかけて”不満”を増幅させているだけになるのだ。
もちろん経営者は、
”新人・若手から刺激を受ければ古参幹部の考えが変わるはず!”
と期待するだろうが、そんなことで変わるなら誰も苦労しないのだ。
彼らは寧ろ、新人・若手の学びを”活かせない方向”にもっていこうとする。
だから、余計に早く”新人・若手”は会社を辞めるようになる。
とにかく、人材育成を本気で考えるなら、組織の上位層から手を付けましょう。
これは、人材育成の鉄則なのですよ!
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