クレイジーコンサルティングのWeb Journal|酒井勇貴

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【ミニコラム】人事評価における”貢献意欲”という指標と懇親会参加率

みなさん、こんにちは!

 

クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。

 

本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。

テーマは、

人事評価における”貢献意欲”という指標と懇親会参加率

です。

酒井勇貴 クレイジーコンサルティング 中小企業診断士 人事評価 貢献意欲 貢献度

弱い組織は業績とは無関係の評価項目で人事評価をしている

不思議なもので、経営陣・幹部の成長力・事業構想力が衰えてくると、人材を評価する”評価基準”がどんどん”業績”とは関係ないものになってくる。

その中で、よく出てくる恐怖のワードが、

”貢献意欲”

である。

”貢献度”

ではなく、

”貢献意欲”

である。

”貢献度”は、会社の業績向上に対して、各々の従業員がどの程度貢献したかを示すものであり、ベースにあるのは”業績”である。

一方、

”貢献意欲”は、極めて曖昧だ。

この曖昧な基準を持ち出すようになるのは、経営陣・幹部の”業績”を正しく捉えようとする力が衰え始めているからだ。

この、

”貢献意欲”

というワードを合言葉かのごとく持ち出すようになった組織には、わかり変化が見られる。

”懇親会に参加してくれる=貢献意欲が高い”というマヌケな評価をしていないか?

それは、例えば、懇親会への参加率(参加数)を異常に重視して見るようになるというものだ。

”懇親会に参加してくれる=貢献意欲が高い”

みたいな見方をするようになるのだ。

そして、業績向上に寄与している

"貢献度の高い人材"

よりも、懇親会等にはよく参加して薄っぺらい忠誠心を振りまく

"貢献意欲の高い人材(高そうな人材)"

を、経営側に抜擢したりするのだ。

”そんな間抜けなことをする組織なんてあるのか?”

と思うかもしれないが、これがあるのですよ(笑)。

経営戦略よりも”懇親会戦略”を考えるのが得意な経営陣・幹部が揃い、見かけは和気藹々としているかもしれないが、業績は火の車だったりするのだ。

業績向上は”懇親会戦略”からは生まれない。

そんな”間抜けな思考”に陥っていないか、一度くらい自問自答してみてもいですよね。

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