クレイジーコンサルティングのWeb Journal|酒井勇貴

懸命に働く人と組織の”サクセスストーリー”を考えるWeb Journal

部下の面倒見は良いのに”無能な管理職”の特徴とは?

執筆者:酒井勇貴(合同会社クレイジーコンサルティング 代表社員

 

 こんにちは。合同会社クレイジーコンサルティングの酒井勇貴です。

 スモールビジネスの多くが、間違った人材を管理職にして取り返しのつかない失敗をしています。

管理職 無能 向かない 特徴 失敗

 

 

「部下想い=アフターファイブの面倒見の良さ」ではない!

 ここに、仕事の能力・成果はいまひとつでも、若い社員をよく飲みに連れていったりイベントを企画したりと、面倒見がよさそうに見える中堅社員がいるとします。

 繰り返しますが、仕事の能力・成果はいまひとつです。。。

 実は、なんと多くの会社で、彼のようなアフターファイブで面倒見の良い中堅社員を”管理職候補”に据えていることがあります。

 「部下思いの人材」という評価を安易に下してしまい、そして実際に課長などのマネージャークラスに昇格させてしまう例が後を絶ちません。

 わかりますよ。

 ついつい、彼のような面倒見のよいタイプは管理職に向いているような気がしてしまいます。

 でも、これは高確率で大失敗します。

 とくに、スモールビジネスでは多いんです。

 このようなミスジャッジをしてしまうことが。。。

 もちろん、部下の面倒見が良くて、業績向上に真剣で、仕事・勉強熱心であるのなら、なんの問題もありません。

blog.crazyconsulting.net

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 ただ、非常に多いのです。不健全にただ「大将気取り」がしたいだけのタイプが。。。

”大将気取りがしたいタイプ”は典型的な無能管理職の特徴

 大将気取りの「ええかっこしい」タイプが怖いのは、株主や経営者の考えと真逆の方向で「部下想い気取り」をして部下からの人気集めにひた走り、ものすごいスピードで業績低下を促してしまうということ。

 実は、多くの会社で、

「管理職が率先して業績低下の音頭をとっている」

 ということは、とても多いのです。

 例えば、

  • 「新規事業なんてやんなくていいよ!社長は現場の状況なんて何もわかっていないんだから。適当に誤魔化して報告しておけばいいって!」
  • 「会議の場では反論はしなかったけど、俺は本当はあの取り組みには反対なんだ。みんなもそうだろ??ただでさえ忙しいのに。俺がタイミングを見て社長に上手く言うから、お前たちは何も動かなくていい!」

 などなど。。。

 一見、部下を守っているように見えますが、会社(経営者)からしたら、彼らの存在のせいで会社の実情が見えなくなっているのです。

無能なリーダー・管理職ほど”まとめ役”になりたがる

 繰り返しになりますが、彼らは、

 「仕事の能力・成果はいまひとつ」

 なのですから、純粋な仕事以外のことで部下をまとめようとします。そして、不健全に結託しようとします。

 そして、常に”まとめ役”に徹してしまいます。

 どういうことかというと、彼らは仕事の能力・成果が”いまひとつ”なわけですから、業績向上のためのチームの戦略策定・アクションプラン作りなどできるわけがない。

 なので、基本的に彼らがやることは、部下の意見を余すことなく取り入れ、もれなく吸い上げた「意見の寄せ集め」をつくることぐらいなのです。

  • 「部下にやる気を出してもらえるようにするのが私の仕事です!」
  • 「部下を守り、そして気持ち良く仕事をしてもらえるようにするのが私の仕事です!」

 なんて、物分かりのいいフリをしたコメントを出すだけで、業績向上にはなんの役にも立たない”無能管理職”なのです。

管理職のミッションは部下のご機嫌取り・まとめ役ではない

 仕事の能力・成果がいまひとつの「面倒見が良さそうタイプ」を管理職にしてしまうと、彼らは管理職を”まとめ役”だと都合良く解釈しがちです。

 でも、管理職のミッションは、あくまでも部・課の業績向上です。なぜなら、管理職(manager)というのは、本当は部・課の”経営者”という意味だからです。

 自ら戦略を考え、実現可能性の高い実行プランを考え、部下に具体的な業績向上の標的(ターゲット)を示し、そして成果を確実に上げることを、あらゆる手段を講じて支援するのが本来の役目。

 そして、部下だけでは難しい成果目標であれば、自らが戦場(マーケット)で成果を勝ち取ることもしなければなりません。

 ”まとめ役”などいう小学校の班長のようなヌルい存在ではないはずです。

 この重責を受け入れられる人材。

 すなわち、

 「経営者と同じレベルで業績拡大に命懸け」

 の人材でない限り、管理職にするのは慎重になるべきなのです。

まとめ

 さて、みなさんの会社は、

 「経営者と同じレベルで業績拡大に命懸け」

 というくらいの覚悟をもった人材が管理職・幹部をしていますか?

 無能なリーダー・管理職ほど”まとめ役”になりたがる

 間違っても、このような”まとめ役人材”を抜擢してしてはダメですよ。

 強い組織を作りたかったら、会社の業績向上を”自分ごと”として考えられる人材を育成・抜擢していきましょうね(^^)。

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