みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
未熟・無能な管理職が部下のモチベーションも定着率も下げる!
です。
本当にあったマネジメントの怖い話・・・。未熟・無能な管理職が部下のモチベーションも定着率も下げている。
これは昨年、あるご支援先で実際にあった私とご支援先の課長のやり取りである。
対話式で書いてあるので、気楽に読んでみて欲しい。
blog.crazyconsulting.net
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コミュニケーションが悪い組織では、無能な管理職がこんなにも未熟なマネジメントをしている。
私
「また若手が辞めてしまいましたね。あなたの部下が口を揃えて言うのが”コミュニケーションが悪い”・”雰囲気が悪い”ということ。これについて、課長として思うことはないですか?」
課長
「何もないです。コミュニケーションは取っています。はっきり言って、今の若者が消極的すぎるんですよ。自分から話しかけてこないのです。いちいち、かまっていられないですよ!」
私
「そうですか。アンケートでは「話しかけ難い」「こわい」とあるのですが、なんでこんな風に思われてしまうのですかね?」
課長
「そんなの私に言われてもどうにもできないです。私はいつも会社にいて、同じフロアにいるのですから、話しかけ難いなんてことはないはずです!いつでも声をかけられるような雰囲気づくりをしていますよ!」
私
「そうですか。では、私が思うことを言います。●●課長はいつもヘッドホンをつけて仕事をしていますね。何を聴いているのですか?どう見ても”今は話しかけるな!”というサインに見えるのですが?」
課長
「・・・。いや、気にせず話しかければいいじゃないですか?」
私
「いや、これのどこが”いつでも声をかけられるような雰囲気”なのですか?」
課長
「・・・。」
私
「あともうひとつ。部下からの日報にコメントを返したことはありますか?」
課長
「・・・。ないですよ。私も忙しいですから!」
私
「●●課長は1日に平均で5回、1回あたり平均で10分程度のタバコ休憩をとっていますが、部下へのフィードバックよりもタバコ休憩の方が重要ですか?」
課長
「・・・。」
私
「ここまでのご自身の発言を振り返って、本当にこの課のコミュニケーションはいいと思いますか?ご自身に改善すべきことはないですか?」
課長
「・・・。ないですよ!私が悪いっていうんですかっ!!!」
私
「●●課長はそうやって定期的に怒鳴り声を上げているようですね。先月もそのような怒鳴り声を4回はあげていると聞いています。就業規則の服務規定にはそのような振る舞いはダメだと書いてあるのは知っていますか?」
課長
「・・・。私は怒鳴ってなどいません!」
私
「そうですか。ここまでの話は全部録音してあるので、一緒に聞いてみましょうか?」
課長
「・・・。いや、その。。。」
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まとめ ー ウィズコロナ時代を勝ち抜くために! ー
コミュニケーションの悪い組織というのは、殆どの場合、若手・部下に問題があることなど無く、管理職クラスの自覚・能力がマネジメント職として圧倒的に未熟というだけだ。
これからのウィズコロナ時代は、リモートでのマネジメントが多くなる。
こんな状態だったら、リモートになったらもっと酷いことになる。
今から、マネジメント層の”膿”を出し切っておきましょう!
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