クレイジーコンサルティングのWeb Journal|酒井勇貴

懸命に働く人と組織の”サクセスストーリー”を考えるWeb Journal

【ミニコラム】既存事業ヒーローが新規事業を潰す

みなさん、こんにちは!

 

クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。

 

本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。

テーマは、

既存事業ヒーローが新規事業を潰す

です。

酒井勇貴 クレイジーコンサルティング 中小企業診断士 新規事業 既存事業

新規事業が立ち上がらない組織に存在する悪しき議論スタイル・組織文化とは?

新規事業が立ち上がらないどころか、その殆どが企画・構想段階で潰れるような組織には、ある共通した悪しき議論スタイルがある。

それは、

『新規事業を若手や中堅に投げ、既存事業で成り上がったオッサンらが寄って集ってボロクソに潰す』

である(汗)。

新規事業を立ち上げる力が無いのをカモフラージュするために、とにかく新規事業について文句や揚げ足取りばかりやる。

  • で、儲かるの?
  • なんでこんなことするの?
  • それって必要?
  • そんな話、(私は)聞いてないよ?
  • だから、それできるの?
  • 失敗したらどうするの?
  • 逃げるなよ?
  • 責任取れるの?

などなど、中には暴◯団のような言い回しが繰り出されることもしばしばだ。

”新規事業を任される=貧乏くじを引く”という残念な組織文化ができてしまうことも・・・

その結果、

  1. 新規事業担当者はやる気を無くし、
  2. 何も出来ないけど文句・揚げ足取りだけは上手い既存事業ヒーローだけが元気になり、
  3. 結局、既存事業だけを延々と続ける組織になる。

という結末を迎えるのだ。

そのうち、

『新規事業を任される=貧乏くじを引く』

という価値観が芽生え、みんなして既存事業が忙しくて仕方がない雰囲気や、わざとトラブルを放置して新規事業など出来ない状態を作り出したりすることもあるのだ。

新規事業のマネジメントを間違えると、既存事業にまで悪影響を与える事を、スモールビジネスの経営者は良く理解しておかなければね!

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