クレイジーコンサルティングのWeb Journal|酒井勇貴

懸命に働く人と組織の”サクセスストーリー”を考えるWeb Journal

酒井勇貴Facebook投稿ダイジェスト(2020年4月4日〜2020年4月12日)

みなさん、こんにちは!

 

クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。

 

今日のブログはFacebook投稿ダイジェスト。

ここ数日の弊社代表のFacebook投稿をまとめてみました!

酒井勇貴 クレイジーコンサルティング 中小企業診断士

 2020年4月12日:安全地帯からは以上です!?

『もっと厳しい自粛要請を!』

と叫ぶ人達の、

・職業

・収入

・住まい

・立場

をよく見て欲しい。

確かに、日本の将来、仲間の命を最優先に思って発言している人もいるだろうが、その多くは、自分は当面生活には困らないタイプの人たちばかりだろう。

いま彼らにとっての最大の危機は、生活が破綻することではない。

"やりがい・生きがい"を失うことでもない。

最大の危機は、自分が感染してしまうことだ。

だからこそ、自粛要請は最大限に支持するに決まっているのだ。

安全地帯にいる人たちは、その人たちなりの自己保身や損得のバイアスを無意識にかけて情報を発信している。

そういう心理を割り引いて情報を受け取らないとね。

なぜなら、私たちの多くは安全地帯ではなく"最前線"にいるからだよ。

『安全地帯からは以上です!』

の情報に、我々は踊らされないようにしたいですね。

2020年4月12日:全体でどうなのか?

少し混雑気味の山手線や商店街の写真を挙げて、知識人・常識人ぶって、

  • これでは接触8割減は到底無理。
  • 日本人は危機感がない。愚かな国民だ。

と嘆いている投稿が見られるが、瞬間瞬間を切り取ってみれば、そりゃ混雑している時もあるだろうよ(汗)。

接触を8割減らすというのは、様々なシーンで工夫を重ねてトータルで減らすということ。

それなのに、知識人・常識人ぶって安全地帯からこの手の発言をするジャーナリストや大学教授を見ると本当にがっかりする。

2週間後にはアメリカみたいになる!

なんて主張をしていた人もいたけど、あれからだいぶ経ったが、数字を上げてアメリカみたいになった否かを説明して欲しいものだ。

不安や危険だけを煽ったり、日本人で日本にいて日本で仕事をしているのに条件が違う海外を例に挙げて日本人を馬鹿にするような人の発言は本当に鵜呑みにしない方が良い。

ただ、自分の損得感情で発言しているケースが殆どだから。

www.sankei.com

2020年4月10日:また始まった(汗)

新型コロナウイルスによる自粛・不況に伴い、

『大企業は内部留保を吐き出して賃金に回せ!』

的な主張が目に付くようになってきた。

また、この主張が弱者に寄り添った正義の発言のように捉えている人も多くて驚く。

まず、そもそも、

"内部留保"

という単語。

利益剰余金のことを指しているようだが、これは正式な会計用語ではない。

さらに、

"吐き出して賃金に回す"

ことができる性質のものでもない。

この、

『大企業は内部留保を吐き出して賃金に回せ!』

を主張する、或いは支持する人に一度ちゃんと聞いてみたいものだ。

『大企業は内部留保を吐き出して賃金に回せ!』

を、

会計的に説明してみて欲しい

とね。

2020年4月10日:PCR検査が何なのか知っているのか?

PCR検査の数は増やしているが、他国に比べればまだまだ少なく、それを不満に感じ、政府の方針に不信感を感じる人が多いようだ。

新型コロナウイルスについて、その感染の可能性を見定める方法はPCRだけではない。

まずは胸部CTスキャンで肺炎症状を確認し、臨床的に新型コロナウイルス感染を除外出来ない場合にPCR検査を行う。

そして日本の人口百万人あたりのCTスキャン保有台数はダントツのトップで2位の保有台数の倍近い。

CTスキャンを活用して、PCR検査をするまでもない症状を前工程で見極めているのだ。

PCR検査の数が多い少ないで騒ぐ前に、PCR検査がどれほど大変な検査で、かつ精度が言われるほど高いわけでもなく、そして日本の医療リソースの何処が他国と違い強みになっているのか、よく調べて欲しいものだ。

不安が多い時こそ、人の不安に寄り添っているフリをして、まともな事を言っていそうで正義ぶっている発言・主張を一度疑ってみよう。

クリティカルシンキングの基本ですよね。

2020年4月10日:コロナ対策ではなく生産性向上の取り組み

緊急事態宣言が発令され、スモールビジネスのコロナ対策は一層厳しいものが求められている。

テレワーク、オンライン会議、時差通勤、消毒徹底、などなど。

でも、これらはすべて、

"生産性向上"

でやるべきこととほぼ同じだ。

移動の時間を仕事に使えるようになるし、満員電車を避けて気持ちよく出社できるし、新型コロナだけでなくインフルエンザも激減するから、従業員が休んで戦力が減ることも最小化できる。

緊急事態宣言が出て、大変な負荷が増えたと見るのではなく、生産性向上策を一気に進めていると考えよう!

出社しなければならない仕事、人と触れ合わなければならない仕事を守るためにも、その必要が無い仕事は、どんどんオンラインを活用していこう!

好きな時間に出社しよう!

びっくりするくらい、生産性が上がるはずだよ。

会社にとっても、従業員・家族にとっても、お客様・お取引先にとっても、ハッピーなアフターコロナとなるはずだよ。

2020年4月8日:よく言うわ。。。

『緊急事態宣言に対応できずに潰れる会社が出るのは仕方がない。変化に対応できない方が悪い!』

みたいな発言をしている人もいる。

確かにそういう見方もできるのかもしれない。

俺たちは、そういう生き方を選んだのだから。

だが、この厳しい発言をしている人が、安定した雇われの身の人間だったり、年金受給者だったりすると、正直軽蔑する。

ヌルい環境にいる人ほど、非情な発言をする傾向がある。

側から見るとめちゃくちゃダサい行為だし、もしかしたら人の命を奪うかもしれないくらい冷たい発言であることを自覚して欲しいね。

2020年4月8日:歪んだ正義

この日まで懸命に様々な対策と気遣いをして、夜も眠れぬほどの葛藤の中で店を開いていた某エステサロンに、この二週間で数件ではあるが、顧客から、

  • お店を開いているなんて不謹慎だ!
  • お客様を危険に晒すのか!
  • そんなお店だとは思わなかった!がっかりした!

という声が届いた。

心配して忠告ならありがたいが、本当にただの非難。

こういう声を届けてくる人の”歪んだ正義”って、本当に気持ち悪い。

そういう”お客様”には、誠心誠意、こちらの想いをお伝えし、それでも理解してもらえないのなら、

”もうお客様ではない”

と思っていいとオーナーにお伝えした。

コロナウイルスの殺傷力よりも、こういう”歪んだ正義”の方が人を殺す力があると俺は思う。

ほんと、何様のつもりなのかね???

2020年4月8日:率先して経営活動を自粛してはダメ!

ここ数日、上場企業・大手企業の経営者がこぞって、

”緊急事態宣言”

”首都封鎖”

の必要性を叫び始めている。

そんなの、データを見れば誰でも同じことを思う。

でも、そこには星の数ほどの経済活動があり、それは下手したら新型コロナウイルス以上に生き死にに直結しているから苦しみ悩んでいるのだ。

でも、スモールビジネスの経営者は真面目な人が多いから、上場企業・大手企業の経営者がこんなことを騒ぎ出すと、

”やっぱりうちも自粛しないと・・・”

と積極的に影響を受けてしまったりする。

そりゃ、テレワークとかはどんどんやっておきたいけど、とにかく最優先に考えるべきは

”どうであっても経営活動を止めないこと”

だよ。

で、、、、

ここからなんだけど、今

”緊急事態宣言”

”首都封鎖”

の重要性を発信している経営者って、EC系だったり通信系(Web系)の人だったりする。

そこには、ちゃんと”経営者”としての強かな戦略があると思ってこの情報を受け取ってほしいと思う。

彼らは、

”緊急事態宣言”や”首都封鎖”

が、自分たちのビジネスには”プラス”になるかもしれないんだよ。

もちろん、善良なる経営者として危機感をもって情報発信をしていると信じているけど、その裏側には自分たちのビジネスへの影響もちゃんと考えてすべての情報を発信している。

経営者とは、そういうもの。

周囲がどんどん積極的に自粛し始めた頃に、それすら自分たちのビジネスチャンスに変えようとしていたりするんだよ。

だから、ストレートに受け止めて、経営活動すら自粛モードになんてならないで欲しい。

スモールビジネスの経営者こそ、新型コロナウイルス対策を万全にしつつ、政府の要請を受け入れつつ、それでも、

”どうであっても経営活動を止めないこと”

を最優先に考えてほしい!

”どうであっても経営活動を止めないこと”

を合言葉にして頑張ろう!

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