みなさん、こんにちは!
クレイジーコンサルティングの管理部の星野です。
本日は、弊社代表の酒井勇貴のFacebook投稿の内容を”ミニコラム”としてお届けします。
テーマは、
経営者同士のマウンティングと嘘
です。
競争環境下で勝ち残るために、経営者は本能的に”嘘”をつく。
余程の信頼関係・主従関係が無い限り、経営者は経営者に嘘を話していることが非常に多い。。。
当たり前だ。
自社の経営ノウハウ・方法論・哲学を、他の経営者になど明かしたくはないからだ。
ライバルが増えるだけだからね。
しかし、”実践こそ全て”と、叩き上げで経営者になったピュアな人ほど、自分よりキャリアのある経営者や自社より規模の大きい会社を経営している経営者の話を自分にとって都合よく聞いてしまいがちだ。
その嘘の典型例が”人材育成(研修・教育)なんて意味がない。やるだけ無駄!”である。
よくあるのが、
”人材育成(研修・教育)なんて意味がない。やるだけ無駄!”
という”嘘”だ。
どの会社の経営者も”人材育成”で悩んでいるはずだ。
ところが、意外にもそれなりの企業の経営者に限って、
”育つ人は育つ。やる気がある奴は放っておいても育つ。人材育成なんて無意味!”
みたいなことを講演とかで言っていたりするんだよ(汗)。
で、これを聞いて、
”そうか!人材育成なんて意味なんだ!結局は”人”なんだ!”
と都合よく理解して、人材育成の手を緩めてしまう。
でも、これこそ、経営者が経営者につく”嘘”の典型例。
”人材育成(研修・教育)なんて意味がない。やるだけ無駄!”
と言っておきながら、自社内では死ぬほど熱心に教育投資をしていたりするんだよ。
経営の世界でライバルに勝つための原理原則は”差がつくところで差をつける”である。
なぜなら、
”確実に差がつけられるところ”
だからね。
- 周りは人材育成を疎かにする。
- 自社は死ぬほど熱心に人材育成をしている。
そりゃ、差がつくに決まっているよ(^o^;)。
こういう”嘘”を、経営者は経営者についているんだよ。意識的な場合もあるし、本能的な場合もある。
だから、”経営者=悪”と言っているのではなく、経営者なら人の話を鵜呑みにしないで、
”原理原則”
で考えて答えを出すべきなんだ。
”私の周りの経営者もみんなこう言っていますよ!”
みたいな言葉が出始めたら要注意。
多くの場合、経営者は経営者に”本当のこと”は言わないのだから。
※上述の通り、強い信頼関係・主従関係がある場合は別ですよ!
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